ネタバレなし。先日観てきた映画「フライト」のミーハーなレビュー。
「英雄か犯罪者か」というキャッチ。展開が読める予告編のムービー。パイロットとそれを裁こうとする裁判映画。正義か悪か。そこに何があったのか。という。
そう思わせておいて。の。
おそらく誰しも僕と同じ先入観をいだいて見始めているはずで、観ていくうちにそれが違うことに気づき始め、観終わったら人生のなんぞや的な深い部分を考えさせられる。きっと、予告編やキャッチなど、それらを計算しつつ考えられていて、あーやられたなと。
僕的には、「裁判の駆け引きは当然ありつつも、とあるアメリカの社会問題に警鐘を鳴らし、人の弱さと強さを表現しているヒューマン映画」だったと解釈。いい意味で展開予測を裏切ってくれました。
かなりアメリカ向けに作られた作品と推測。深刻なシーンにコミカルな表現も取り入れつつ、日本には馴染みのない社会問題や文化の違いなんかも理解しつつ観ていける作品かな。ただし、アメリカが抱える社会問題のリアルはきっと深刻なんだろうね。
背面飛行カッコよかったー!
映画「フライト」オフィシャルサイト